2021年福島県沖地震の支援について

レスキューアシストは今後、新地町役所・新地町社会福祉協議会と力を合わせて地震被害に遭われた住人さんのお手伝いをしていきます。
多くの人が現地の情報を待たれてる中、現地の社協や役所に迷惑がかからないようにSNSを控えて色々な準備をしておりました。
以下の記事は「にいがたボランティアネットワーク」の李さんの記事です。新地町のボラセン開設にご尽力していただきました。
ありがとうございました。

様々な『支え方』ということ

福島県沖地震の発生から10日が経過しました。
この間、福島県新地町での物資提供支援、災害ボランティアセンターの設置運営に向けたお手伝いをさせて頂いておりました。
また、熊本県人吉市での、地域支え合いセンターや災害ボランティアセンターのお手伝いも、継続しておりました。(今、その帰路っす)
地元社協さんからの正式発表がない中でしたので、新型コロナウイルス感染症対応のことも念頭にあり、積極的な情報公開を控えてまいりました。
以下、関係先に配信したメールを一部抜粋して転記します。なお、26日~28日に、再度新地町にお伺いしてお手伝いの予定です。
ここまで、本当に多くの方から激励・叱咤・お気遣いのメッセージを頂きました。…マジ感謝です。

**********
2月13日に発生した福島県沖地震ですが、2月15日から16日にかけて、新地町役場からの依頼により、緊急支援としての物資支援(ブルーシートなど)提供を行いました。
その際、新地町社会福祉協議会さま、および福島県社会福祉協議会さまからのご依頼に基づき、相談対応・情報提供・情報共有を行わせていただきました。
その後、被災された方々の生活状況、町役場の意向や社協としてのご判断から「災害ボランティアセンター」設置の方向で準備を進めることとなり、2月18日・19日に初動の運営支援として、現地にお伺いしておりました。
が、その時点では、災害ボランティアセンター設置の方向性が公開されていなかった事、新型コロナウイルス感染症を踏まえての対応が求められている事などから、一部関係者だけの情報共有対応としておりました。
先日、新地町社協WEBサイトにおいて、上記情報が公開されましたので、ご案内申し上げます。
http://www.shinchi-shakyo.jp/

今回の災害。
福島県内では、中通り・浜通りに複数の災害ボランティアセンター(もしくは通常のボランティアセンターで災害支援を実施)が立ち上がっています。  
・福島市(通常)  
・桑折町(災害)  
・国見町(災害)  
・郡山市(災害)  
・矢吹町(災害)  
・須賀川市(災害)  
・新地町(災害)  
・福島県(災害・本部)
それぞれ、ボランティアの募集範囲(参加条件)、活動内容、協力団体などが違います。

今回の災害では、被害の様相は『家屋内の家具転倒・屋根の損傷』といった物理的な被害に加え、東日本大震災10年を目前にした時期の災害という『無情感ややるせなさ』などの心理的なつらさなどがみうけられます。
前者の被害に伴う支援、きわめてプライバシーにかかわる活動内容であったり、高所作業という専門性が求められる活動となります。
後者は被災地域の方々との関係性が大きい活動でもあります。
多くのボランティアへ呼びかけを行い大規模に活動を展開するというよりは、地元のみなさんや特定の支援団体さまを丁寧にお繋ぎし、行政とも連携を進めるコーディネーションが求められると見立てています。

にいがた災害ボランティアネットワークとしては、新地町社会福祉協議会さまからのご依頼に基づき、災害ボランティアセンターの運営支援を継続します。(支援の形態は、遠隔からの助言や相談・現地にお伺いしての直接的な支援などを含みます)
また、連携パートナーとして福島県社会福祉協議会さま・JVOADさまとは、情報交換や協議を継続してまいります。

(追記)被災地域を想い、何かお役に立ちたい…自分にできることはないか…とお考えの方には、今回特に義援金の寄付・募金をお勧めします。
https://www.minyu-net.com/hons…/aino/FM20210217-586387.php
家屋の修復・家財の買い直しなど、被災された方の生活再建の大きな力になると思います。
その他、ふるさと納税、地場産品の購入なども、一つの選択肢としてご紹介いたします。
https://fukushima-pride.com/story/13/
https://fukushima-ichiba.com/

コメント