2021年8月7日(土)

活動報告

熱海市土石流災害支援

台風10号の影響で雨が降ったり止んだりする中で、埼玉の消防士有志と活動しました。

災害が起きると必ず出てくる災害ゴミはどの自治体でも大きな問題になります。
特に土砂災害や水害では、家屋内に浸水被害や土砂が流れ込むことで、畳をはじめ家具家財が水に漬かり土砂に埋もれてしまいます。それらはもう再生利用できるものは少なく、災害廃棄物として自身の手やボランティアさんの力を借りて、指定の置き場に持っていく必要が出てきます。そこにはあらゆるものが集められており、災害の爪痕を感じることができます。

今回の災害ではいまだに行方不明者が見つかっておらず、ひと月以上経って漸く避難所となっているホテルから自宅へ戻ることができた人もいます。この季節でひと月以上締め切っていた家の中では様々なものが腐り始めていて、とても生活できないお宅も出てきます。それでも片付けなければとボランティアセンターにゴミ出し作業のニーズが上がってきます。

片付けようと意を決した直後の台風による避難指示発令。これでは片付けられるものも片付きません。
明日はボラセンはお休みですが、技術系団体と熱海市消防士有志で活動を行なう予定です。

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