レスキューアシストとは

今も続く大阪北部地震の終わらない被害

2019年3月、南海電車の車窓から見える泉南のお住まい。昨年の台風21号の突風でずれた瓦屋根にとりあえずお住まいの方で張ったであろうブルーシートの劣化、土のう袋の破れが目立ち始めました。ブルーシートを張り、土のうを乗せただけの処置では太陽光の弱い秋から冬でさえ半年ももたないのです。ちゃんとした業者が修理するまで、ちゃんとした応急処置を程化しておかないと、軽微な被害でまだまだ住めるはずだったお住まいが、雨漏りによってどんどん劣化し、みるみる住めないお住まいになってしまうのです。

台風21号に先立つ昨年6月の大阪北部地震で5万件を超えた一部損壊の家屋。その大半は瓦屋根の被害です。一見軽微なその被害ですが、被害の多くは古い家屋。そして高齢者の家屋であることが多いのです。

今レスキューアシストでは、大阪北部地震対応+台風21号による屋根被害対応に、茨木市におよび茨木市および茨木市社会福祉協議会と複数の災害救援団体の連携のもと、「茨木ベース」というボランティアベースを運営し、まだまだ続いていく屋根対応と、簡便で長期間持つ施工方法の研究と普及、安全な活動へむけての各種対策などの活動を続けています。

レスキューアシストとは

あらゆる方面のことが待ったなしで困りごととしてあがってくる被災地で、それでも要援護者を置き去りにしない救援活動をやりたいという思いから設立した団体です。

自然災害の後、被災地に長期間拠点を構えて、一日でも早い復興、生活再建をお手伝いしたい。「災害救援レスキューアシスト」はそんな災害救援団体の一つです。

地元行政や社会福祉協議会、地元自治会等と密接に関係を作っていき、また過去の被災地でともに活動した重機や動力機械のオペレーター、福祉関係や医療やマッサージなどの多くのプロボノ(本職によるボランティア活動)の方々を受け入れ、協働し、活動場所をコーディネートしていくことで、安全かつ円滑に効果的な救援活動が行われていくように活動しています。

それは警察や消防、自衛隊に任せるべきでは?との声もよく聞きます。しかし彼らの任務は人命救助や捜索、また道を通したりがれきの撤去などが中心です。個人宅の泥や土砂をどけるというのは、被災者自身か近隣の助け合い、もしくはボランティアを頼らざるを得ないというのが被災地の現実なのです。

代表の中島が災害救援活動を始めたのが東日本大震災の時でした。
それ以後、国内の自然災害の現場で住民の方々の困りごとを少しでも解決しようと活動を続けてきました。

2016年の熊本地震では、熊本市や熊本市社会福祉協議会と連携のもとで、熊本市内東区に民間のボランティアセンターを複数の団体との協働で立ち上げ、その後2018年の4月まで2年にわたり活動してきました。

東日本大震災以後の足かけ9年の災害救援活動の中で、要援護者(もしくは配慮者、つまり障がいをもたれている方、身体の不自由な高齢者、日本語に慣れない方々、妊産婦さん、難病患者さん、小さい子どもたち)への支援が、阪神大震災当時からほとんど変わっていない事に気づき、何度ももどかしい思いをしました。

2016年春、「レスキューアシスト」設立に手を付けたところで熊本地震が発災し、そのまま熊本入りして2年間活動。

2018年春に、熊本での活動を熊本の仲間が設立した「レスキューアシスト熊本」

レスキューアシスト熊本
レスキューアシスト熊本 - 「いいね!」169件 - レスキューアシストの熊本支部です。熊本地震から、 障がい者を含め要配慮者最優先支援・ ブルーシート貼り ・ブロック解体・引っ越し ・ 解体前家屋の片付け ・避難所支援 ・物資配布

に託して大阪に戻り「災害要配慮支援 レスキューアシスト」のNPO法人化に取り組み始めたところでに大阪北部地震が起こりました。

発災直後から茨木市を拠点にして救援活動へ入り、茨木市社会福祉協議会ならびに茨木市と連携して活動を開始。その後の台風21号被害対応のボランティア活動が現在も継続しています。

災害救援活動は、あらゆる現地の困りごとに可能な限り対応せざるを得ないという現実から、「災害要配慮者支援」の文字ははずし「災害救援 レスキューアシスト」として現在は活動していますが、設立の思いを忘れず、置き去りになる人、忘れさられる人をつくらない!の思いでこれからも活動していきます。

また、災害発生時だけではなく、防災や減災の観点からも活動をしていきます。地元の方々の自助・共助の手助けになるように、今までの経験に元にしたノウハウをお伝えしていきます。

被災者宅活動ボランティア、事務局機能の運営ボランティア、活動ボランティアの食事ケアボランティア、情報発信ボランティア、情報拡散協力ボランティア、活動支援金の募金、防災減災また屋根上活動の講習会主催など、現場でも在宅でもみなさんのできることがあれば、ぜひご協力をお願いします。

※レスキューアシストは現在は任意団体です。近くNPO法人化する予定で準備を進めています。

レスキューアシスト代表 中島 武志(武ちゃんマン)

生年月日1977年3月4日(42歳)
職歴新聞配達 居酒屋店員 板場職人 大工見習い サイディング見習い 塗装業職人 介護職員 パチンコ屋店員 露店業職人 自営業など
資格普通自動車免許 普通2種免許 小型車両系建築車両 ヘルパー2級 食品衛生管理者 日本パソコン検定(ワード エクセル パワーポイント ホームページ1級) 空手2段 防災士
長所経験豊かで判断力が早い 必ず約束を守る 責任感がある 人と人を繋げるのが得意
短所数字に弱い 方向音痴 自分の能力以上の事を無理する

略歴

2011年 東日本大震災をきっかけに自営業を辞め、3月20日から石巻にてテント生活をしながら85日間ボランティア活動に参加。
2011年 紀伊半島大水害にて50日間ボランティア活動に参加。
2014年 ダッシュ隊大阪に参加。2015年法人化により理事になる。以後、災害が起きるたびに日本各地の被災地にて災害救援活動に参加。
2016年 要配慮者支援 レスキューアシストを設立。代表となり、熊本地震の支援を2年間続け、関西に戻ったところで大阪北部地震が起こり、茨木ベースに参加、今日に至る