レスキューアシストは72時間以内に被災地に入ることを心掛けています。
しかし、土砂崩れで人的被害が出ている災害に関しては、行方不明捜索や救助活動の邪魔にならないように、すぐに現地には向かいません。
通常レスキューアシストは行政、社協と連携を取る為に、災害初期から打ち合わせをしてボランティアの受け入れ態勢を作っています。
今回は「震災が繋ぐ全国ネットワーク」の静岡在住の仲間がボランティアの受け入れや行政との調整、被災者の情報などを集めてくださっています。
レスキューアシストが災害初期にさせてもらう活動を仲間がやって下さっている為、受け入れ態勢が出来てから現地にて必要な活動をさせていただくつもりです。
特にTVなどに動画が流れている土砂崩れ現場に車で向かうと、現地で渋滞が起きます。
現地には沢山のマスコミの大きい車や自衛隊の車、消防車、電気工事の車など集まっており、道が狭くなっています。
その上必ず野次馬の車が来ます。
その渋滞が現地では迷惑となってしまいます。
被災された住人さんの為に災害ボランティアをしたい気持ちは誰よりもわかりますが、現地での受け入れがない限り今はお待ちください。
熱海市内全体に7月4日時点で緊急安全確保が発令されています。
住人さんも雨が続くため片付けより避難をされてる可能性が高いです。
そんな中被災地をウロウロする事は、野次馬といっても過言ではありません。
また県外ナンバーの車がウロウロすると住人さんは、泥棒と勘違いされ怖がります。
今現地にそのような不安を与える必要は全くありません。
やりたい活動をしたい為に被災地に入るのではなく、現地に必要な活動を必要な時期にするのが被災地では役に立ちます。
また強い雨が続く予定なので、二次災害に遭う可能性が非常に高くなります。
被害にあった家の活動に真剣になると、逃げ遅れてしまう可能性がかなり高いです。
命を大事にしましょう!
なんのために災害ボランティアをやっているのか良く考えて行動しましょう。
くれぐれも人命救助の時は被災地に入らないようによろしくお願いします。
コメント