熱海市に物資を送らないでください

被災地からのお願い

今回の熱海市の土砂崩れ災害の場合、被災された方が他の災害に比べて非常に少ない状態です。
避難所の冷たく固い床で集団で生活されてるのではなく、約560名がホテルに避難されています。
熱海市にある備蓄品だけで賄える人数です。

熊本地震では183882人避難しています。

また、全国の行政から必要な支援物資がないかと熱海市に連絡があり、東北福島から水やテントなどが送られたりしています。
他にも5日までに300件の飲料水やカップ麺、トイレットペーパー、マスク、消毒液などが送られているそうです。【7月5日朝日新聞情報】

まず地元の行政職員は、これから毎日支援物資を受け入れてそれを仕分ける作業に人を取られてしまい、本来しないといけない業務ができなくなります。
今は直接持ってくる人や他の行政からなのでまた少ないですが、宅急便の物流が通った瞬間、全国から予想以上の支援物資が次から次へと届く為混乱してしまいます。

「災害NGO結」の記事にも書いてますが、災害救助法が適応されている為に国費で避難生活で必要な物資の手配ができます。
一番伝えたいことは、皆様が必死に稼いだお金で被災された人の為に物資を買って送ったのに、被災者には届かない可能性が高いのです。
理由として、ほとんどの行政は公平や平等を大事にします。
避難している住人全員に同じ物が配れなかったら配らない事が多いのです。
今回は物資が溢れ過ぎて皆様が送った物資が住人に届かない可能性が高いと思われます。
そして最後には廃棄されることが多いのです。

どうしてもどうしても支援物資で支援をしたい方は、地元で動いてるNPOの情報や避難所支援をやっている団体のSNSなどを探してください。
要求がないかぎり、絶対に災害ボランティアセンター宛に支援物資を送らないでください。
熱海市への「ふるさと納税」をして応援するのも早い復旧につながります。
やりたい支援をするのではなく必要な事を、必要な時期に 

より詳しい情報は下記にシェアをする「災害NGO結」のページをご覧ください。

今何かしたい人へ【静岡豪雨を受けて】 – 災害NGO結 (ngoyui.com)

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