令和4年8月大雨被害

活動報告

2022年8月5日~8月21日 活動報告

【先遣調査】
8月4日から東北・北陸地方に線状降水帯が発生し、広範囲にわたり多くの被害が発生しました。
5日に先遣調査のために出発し、「災害NGO結」の代表と合流し、担当地区を決めてそれぞれ調査を行ないました。
レスキューアシストは石川県小松市若杉町周辺・中海地区、福井県勝山市・大野市を回りました。
各地区それぞれ浸水被害がみられましたが、福井県は水が引いており、ある程度地元の力で復旧できるのではないかと予想されました。石川県小松市はかなり被害が大きく、社会福祉協議会にもご挨拶に伺いNPOとしてできることを伝え、水害にあった場合についての情報提供、また他の被災地での社協の連携前例などをお話させていただきました。基本的には小松市では地元の団体で何とかしていきたいという意向があったことからその意向を尊重し、いつでも相談に乗るということをお伝えしました。
また、滋賀県長浜市でも河川の氾濫があったとの情報が入り翌日に調査に回る予定でしたが、信頼できる地元の方から、地元の力で復旧可能との情報を得たことからそのまま帰路につきました。

【新潟県関川村での活動開始】
レスキューアシストでは、7月に起きた宮城県松島町での豪雨災害の支援に「日本財団」の要請をうけスタッフ1名を派遣していました。松島町での支援が一段落したことからそのまま新潟県関川村での活動に移行、現地での調整を経てレスキューアシストが関川村の支援に入ることとなりました。
8月10日に関川村に移動、11日から重機作業などを開始しました。関川村では河川増水による浸水被害と、がけ崩れなどによる土砂災害が中心です。復旧のめども立たず長期支援が必要と思われることから、本格的に支援活動に関わらせていただくこととなりました。
関川村役場からご紹介いただき、宿泊ベースも確保することができました。

【重機活動と床下・壁内乾燥作業】
今回の活動も日本全国から多くの連携団体が駆けつけています。
湯沢地区での泥出し作業には重機を駆使することで人手の足りていない部分をカバーしています。そして、床下の土砂除去のための床板はがしなども、各被災地で経験のある団体で作業を行なっています。既にカビの発生なども見られ、今後多くの家屋に対して支援活動を行なう必要があると思われます。
地区も湯沢地区のほかに高田地区にも範囲を広げ対応をしていく予定です。対応については関川村社会福祉協議会と連携し被害状況の確認やヒアリングなど、一軒ずつお話を伺いながら作業方針などを立てています。
なかには2m20㎝も水が入り、電柱にしがみつきながら九死に一生を得た方もおられます。今後どうしていけばよいのか全く考えられないという住民の方に、時間をかけてゆっくり考えていただけるような活動にしていきたいと思っています。活動をすることで住民の方の笑顔が増え、こちらもうれしい気持ちになりました。
また、21日には会館で水害後にどのようになるのか、どうすればよいのかの説明会を2回行ない、多くの方が熱心に話を聞いてくださったことで、今後のカビに対する不安を訴える方が増えると思われます。

【多くのご支援】
2019年の千曲川決壊の際に被災したリンゴ農家さんが、被災者の方へ配ってほしいと桃を託してくださいました。出会った村の方々にお渡しすると皆さん笑顔になり、とても喜んでいただけました。
また、屋根の養生の際にいつも防水テープをご支援くださる「株式会社光洋化学」様から、家の敷居を短時間で養生できるテープをご支援いただきました。
そして、カビ除去に使用する薬剤エアロンジャムライトを「株式会社JMCP」様からご支援いただきました。
他にも島根県から乾燥のための扇風機を運んでくださるなど、多くの方々から支援物資の運搬や寄付金などを頂戴しています。
被災地に思いを寄せてくださる皆様、本当にありがとうございます。

【災害救援のお手伝い募集】
8月の豪雨災害においてはかなり広範囲に大きな被害が点在しているため、支援の手が足りず困っている被災者が大勢おられます。それは、新潟県関川村でも同じことが言えます。
レスキューアシストは関川村災害ボランティアセンターから支援要請を受けている団体のため、県外からでも支援に入ることができます。
人手が足りていません
会員登録をしていただくと、支援活動が行えます。
現地での会員登録(賛助会員3000円)とコロナ対応のために到着日の朝に抗原検査と検温をお願いしています。
連絡なしでの訪問に対しては対応できません。
必ずメール rescueassist.japan@gmail.com
もしくはFacebookページ https://www.facebook.com/rescueassist のメッセンジャーでご連絡をお願いします。詳しい内容については個別にてお伝えいたします。
宿泊ベースの無料使用(寝袋持参ください)、活動後の温泉無料入浴、関川村までの高速道路往復無料手続きを行うことができます。

また、直接の支援ができない方にはご寄付でのご支援や、書き損じはがきの提供などでもご支援が可能です。詳しくは当ホームページの「ご支援のお願い」https://rescue-assist.net/support/
をご覧ください。

【新潟県豪雨災害支援連携団体】
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