受援力と助かる命
高齢で耳の遠い住人さん宅に着くと、助けて下さいと不安の涙を流されました。住人さんの家は茅葺き屋根。レスキューアシストは茅葺き屋根のブルーシート張りはした事がありません。
ボランティアの命を守るには、手を出したいけど後回しにせざるを得なかったです。しかしこのまま諦めるのは悔しくてフェイスブックに書きました。すると仲間の知り合いの本職の茅葺き職人から連絡があり、本日は本職が参加して 地元消防士さん達やレスキューアシストをご指導して下さいました。ブルーシートに野地板をつけたりとこっちのやり方もコラボしながら5時間かけて何とか住人さんの心を楽にする事が出来ました。
高齢の住人さんからボランティアさん達にどうにか感謝の気持ちを伝えたいと、一人ひとりに飴を手渡ししてくださりました。最後は嬉しい涙を流されてお礼を言われたとの事です。
困ってる人を目の前にして諦めるのではなく、どうすれば良いのかを考える。その近道は「受援力」助けを求める事です。わからなければ聞いたら良い、わからないまま活動する方が危険なのです。代表と災害NGO結は 館山で活動している2団体が少しでも事故の可能性を減らす為に、大阪北部地震からハシゴの安全を考えてくださり安全装置を作って下さった大工さんと共にレクチャーと 安全装置をプレゼントさせていただきました。
その後 南房総市にて障がい者宅と環境が悪い所で生活している住人さんと会う為に行きましたが繋いで下さる方が留守だった為明日お伺いする事になりました。
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