2021年8月18日(水)~ 8月21日(土)

活動報告

熱海市土石流災害支援

8月18日(水)
ようやく避難指示が解除となりました。
久しぶりの青空の朝を迎え活動も本格的に再開です。
家屋の復旧補強作業、源泉ポンプ小屋の泥出しと瓦礫土砂の除去作業、被災住人さんの一時帰宅支援再開など、それぞれの場面でそれぞれの活動が始まりました。
今回の土砂災害に災害対策基本法63条が適応となり立ち入り禁止区域での活動が禁止になっていましたが、今回は復興従事者として活動しているNPOに限り区域内での活動が認められることになりました。

8月19日(木)
継続中の家屋補強作業、概ね完了というところまで進めることが出来ました。
今日から一般のボランティアさんの活動も再開となり、久しぶりに賑やかな浜公園の風景を見ることが出来ました。
本日の消防士有志は近隣圏からの応援含めて23名! 二ヶ所の現場で泥出し作業に掛かって下さいました。
夜に定例の情報共有会議に出席しましたが、今後のフェーズと地元に引き継ぐタイミングなどが難しい局面に差し掛かって来ていると感じる会議となりました。

8月20日(金)
午前中、ポンプ小屋付近での土砂搬出と継続案件の家屋補強工事に分かれて活動し、いずれもあともう少しという段階まで来ました。
午後からは山間部の倒木案件の対応に熱海、富士南東、横浜(韋駄天)と共に現地へ向かいました。
3本の木が折り重なる様に倒れた現場は一目で危険な状況と見てわかる状態。
状態の観察から作業手順の打ち合わせ、安全確保の方法と皆で考えながら作業を進めていきました。
メンバーは総勢14人、交代しながらそれぞれのレベルにあった作業をこなしていき、なんとか二本までは伐採することができました。
そして、共同ネットワークさんのご協力で家屋補強工事のお宅には仮設ながら電気が復旧し、照明が付きました。
ここまで来ると住宅っぽくなってなと実感です。
週末には岸谷、仲道の両地区での立ち入り規制区域内のニーズ対応が始まる見通しです。
現在作業中の浜地区の作業も目処が立ちつつあることから、支援のステージが少しずつ移行していくと思われます。

8月21日(土)
被害家屋の補強作業は概ね完了し、本日で熱海市でのレスキューアシストとしての活動は終了です。
ですが、まだまだ立ち入れる範囲が限られている中での活動でしかなく、少しずつ復旧、復興に向けた動きはあるものの道のりは長いと思われます。
今後は佐賀県佐賀市にて浸水被害家屋への支援を進めていく予定です。

熱海NPOアライアンス
・OPEN JAPAN
・レスキューアシスト
・IRON WORKS & 県内消防志
・DRT JAPAN ほか

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