2022年3月20日

活動報告

2022年3月 福島県沖地震被害支援活動

被災地に入った後は、各地の調査と連携先との打合せを中心に活動を行なっております。
被災状況として、広範囲に被害があること、また大阪北部地震より被害が大きいように感じました。

新地町で声をかけてくださったお父さんは、娘さんが新地町に住んでおり、断水はないものの水が濁っているので持ってきたとのこと。
「娘んちの屋根は瓦じゃなかったから無事だけど扉の枠が歪んでしまっててちゃんとしまらないべ!地震保険で治すから良いけどこれ地震保険入ってない人は大変だべ!何回も何回もこんなに大きい地震がきちゃ 心が折れる 娘に会津においでと言って来たべ」

また、情報共有会議中に、緊急案件のニーズが飛び込んできました。
宮城県山元町坂本地区で一人暮らしの高齢者、透析を受けておられるとのことでした。社協の職員さんが訪問されたとき、外壁がはがれ室内も雨漏り被害を受けており、職員さんの顔を見て泣き出してしまったそうです。

活動時間が短かったこともあり、できることから作業を行ない明日に継続といたしましたが、この方の精神的ダメージが強く、追い詰められていたご様子でした。丁寧に作業の内容をお話し、何度も説明をさせていただくことで、少しは安心していただけたようです。

東日本大震災と同じ3月に大きな地震があったこと、震災以降も何度も大きな余震に見舞われ、ちょうど1年前にも福島県沖地震で被害が遭ったこと、そして今回の大きな地震。
度重なる地震に大きな不安を抱えて精神的に弱っている方が多いように見受けられます。私たちは弱い立場の方々を少しでもアシストしていくことにベストを尽くしていきます。

宮城・福島地震被害技術系NPOアライアンス
#OPENJAPAN
#DRTJAPAN
#DEFTokyo
#レスキューアシスト
#PBV(ピースボート災害支援センター)

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