佐賀県8月豪雨災害支援活動報告
10月22日(金)
OPEN JAPANと連携し佐賀県大町町での活動。
今日から新たなニーズのお宅を受け持ち、社協ボランティアさんと共に活動に入りました。
浸水被害は床上約60cm、朝一番で工務店の大工さんと打ち合わせを行うことが出来て、作業の段取りを明確に決めることができました。
一つ一つの工程を説明しながらの作業はなかなか進みませんが、ボランティアの方々は慣れないながらも一つ一つ噛み締めるように習得してくれました。
午後には断熱材の除去も終わり、目標としていた「一日ひと部屋」を何とかクリアできました。
地元での担い手を増やしていきたいと話をするととても積極的な反応でとても嬉しかった。
技術系の作業でも、キチンと説明しながら作業を覚えてもらえば難しくない作業も少なくない。
明日も引き続き同じお宅で怪我なく順調に進めたいと思います。
10月23日(土)
【在宅避難者のお宅での作業でのポイント】
❶作業の段取りは部屋ごとに進める。
在宅避難のお宅は家具や家財はもちろん、生活しているので多くの物があります。
その中で壁や床を剥がす為には多くの物を移動する必要があります。
一部屋ごとに作業を進めて行く事で、住人さんの負担を少しでも軽くする事ができます。
❷石膏ボードや壁断熱材除去の際は作業動線の床の養生をしっかり行う。
在宅避難のお宅では作業中も住人さんは生活されています。
その為に石膏ボードの破片や粉で床が汚れないように、養生は細部まで行う必要があります。
作業後の掃除の手間を省けるというメリットもあります。
❸床を剥がすのはあと工程で考える。
作業の安全性や効率を考えても、壁の前に床を剥がすのはリスクが伴います。
また、床が剥がされてしまうとその部屋は使えません。
床下の断熱材が濡れている場合は床下から除去するなど、床材を張り替える予定があっても極力あとの工程にするようにします。
災害救助法が適応される市町村には人・物・金が集まりますが、適応されない市町村はボランティアセンターも立ち上がらない可能性があります。 私達が最初に入らせていただく佐賀市は災害救助法が適応されていません。 同じ日に起きた災害で同じように大変な目にあって今も困ってる方々が残されています。 災害救助法がないと適応されない助成金も、中にはあります。 重機レンタルや安全確保する為の材料費などが今後必要になります。 いつも応援して下さる皆様、今回は寄付での応援でお力を貸しくださいませんか。 県外のボランティアさんが入れないため、私達が皆様の代わりに住人さんに寄り添い、地元ボランティアさんへの技術伝達などの活動をしていく予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※クレジットカードでの寄付が可能になりました。 ☞https://congrant.com/project/rescueassist/3247 ※ゆうちょ銀行への振り込みでの寄付 ☞ゆうちょ銀行 四〇八支店 (普)3264593 口座名義:特定非営利活動法人災害救援レスキューアシスト
この活動は以下の助成金・寄付で活動を行なっています(敬称略順不同)
・READYFORxボラサポ(赤い羽根共同募金)https://readyfor.jp/projects/GRANT_RELIEF08
・積水ハウスマッチングプログラムの会 https://www.sekisuihouse.co.jp/matching/
・真如苑 https://www.shinnyo-en.or.jp/
・日本財団 https://www.nippon-foundation.or.jp/
KEEN災害支援パートナーを締結しました #KEEN#チカラをヒトツに
連携団体
・大町町社会福祉協議会
・佐賀災害支援プラットフォーム(SPF )
・佐賀市青年会議所
・OPEN JAPAN
・U PEACE
・レスキューアシスト熊本
・め組JAPAN
・ハートレスキュー
・NGO結
・ピースボート災害支援センター
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