佐賀県8月豪雨災害支援活動報告
10月24日(火)
2日ぶりに大町町での活動でした。今日と明日はスタッフ2名での活動です。
何日も作業で伺うと、自然と住人さんとも打ち解けてきます。
今日のお宅では親戚が大工さんということもあって、その大工さんが現場に来るとついつい話が弾みます。
これまでの作業を見て『あとは任せる』と言ってくれました。あと2日で作業は完了予定です。
10月25日(水)
本日もOPEN JAPANと連携して大町町での活動です。
午前中は継続案件の壁剥がしをスタッフ2名で対応、明日で完了の目処が立ちました。
午後から下潟サテライトの閉鎖に向けて、資機材の一部を社協ボランティアセンターの中の部屋に移動しました。
夕方からは餅つきが行われ、餅の振る舞いもありました。
下潟公民館を利用した下潟サテライトは今月末で閉鎖する予定となりました。
お餅つきに多くの住人さんが来られていましたが、閉鎖を惜しむ方も少なくなく、今後の不安などをこぼす人もおられました。
長期にわたり同じ地域で支援に入ると顔見知りも増え、挨拶を交わすことが多くなります。
家屋再生の為の技術的支援は少しずつ落ち着いてきていますが、元の生活に戻るにはまだまだ時間が必要です。
私たちに出来ることはその中のほんの僅かなところだけです。様々な専門的な支援はこれからも続きます。
10月26日(木)
今日は社協ボランティアさんのお手伝いもあり、継続案件の壁剥がし作業が完了しました。
ボランティアさんの中にはこのお宅に入るのが3度目という方もいて『作業の流れがよく分かりました』との感想も頂きました。
レスキューアシストでは社協ボランティアさんが通常扱えない技術的な案件に対応していますが、必ずしもスキルやテクニックがある人ばかりが集まっての活動ではなく、むしろそれらを教えながらできる人を育てていく中で作業に当たることが多いのです。
地元の災害を地元の支援で取り組める事はとても大切な事で、今後の災害において担い手になってくれたらという願いもあります。
その為にまず最初にお伝えすることの一つに『安全』があります。
怪我なく一日の活動を終える事はボランティアさんご自身の為に大切な事です。
その為に必要な保護装備(手袋やヘルメット、安全靴など)は必ず身につけてもらいます。
そして何より事故なく作業を終えることは依頼された住人さんの為でもあります。
万が一にも怪我などの事故が起これば、住人さんにとって心の傷になってしまいます。
安全の為に必要な備えがあってこそ、一般のボランティアさんが扱えない技術系ボランティアの支援が成り立っているということを、第一に伝えていきたいと思います。
災害救助法が適応される市町村には人・物・金が集まりますが、適応されない市町村はボランティアセンターも立ち上がらない可能性があります。 私達が最初に入らせていただく佐賀市は災害救助法が適応されていません。 同じ日に起きた災害で同じように大変な目にあって今も困ってる方々が残されています。 災害救助法がないと適応されない助成金も、中にはあります。 重機レンタルや安全確保する為の材料費などが今後必要になります。 いつも応援して下さる皆様、今回は寄付での応援でお力を貸しくださいませんか。 県外のボランティアさんが入れないため、私達が皆様の代わりに住人さんに寄り添い、地元ボランティアさんへの技術伝達などの活動をしていく予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※クレジットカードでの寄付が可能になりました。 ☞https://congrant.com/project/rescueassist/3247 ※ゆうちょ銀行への振り込みでの寄付 ☞ゆうちょ銀行 四〇八支店 (普)3264593 口座名義:特定非営利活動法人災害救援レスキューアシスト
この活動は以下の助成金・寄付で活動を行なっています(敬称略順不同)
・READYFORxボラサポ(赤い羽根共同募金)https://readyfor.jp/projects/GRANT_RELIEF08
・積水ハウスマッチングプログラムの会 https://www.sekisuihouse.co.jp/matching/
・真如苑 https://www.shinnyo-en.or.jp/
・日本財団 https://www.nippon-foundation.or.jp/
KEEN災害支援パートナーを締結しました #KEEN#チカラをヒトツに
連携団体
・大町町社会福祉協議会
・佐賀災害支援プラットフォーム(SPF )
・佐賀市青年会議所
・OPEN JAPAN
・U PEACE
・レスキューアシスト熊本
・め組JAPAN
・ハートレスキュー
・NGO結
・ピースボート災害支援センター
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