佐賀県8月豪雨災害支援活動報告
11月1日(月)
活動もいよいよ11月に入りました。昨日と打って変わって人も少なく少し寂しい一日でした。
今日もOPEN JAPANと連携して佐賀県大町町で活動。
継続案件の作業と下潟サテライトの最終片付けの日でした。
被災された当初から自分達で畳を上げ、床板を剥がして乾燥をしてきたお宅でした。
『やり方を教えてくれれば自分でやる』と言い頑張っていたご夫婦でしたが、高齢のご両親と同居していることもあり、壁を剥がしてしっかり家を治したいと考えられておられましたが工事の見通しはまだ先になりそう。
せめて親世帯の部屋だけでも先に壁を剥がして欲しいとの依頼でしたが、実際に剥がしてみるとかなりのカビが発生しており、作業範囲は建物全体へと広がって行きました。
被災したお宅での家屋再生のためにやらなくてはならないことはものすごく沢山あります。
それを全て自分たちだけでやろうとするのは至難の業です。
出来ることと頼むことを住人さんと共に考えていくのも必要な支援です。
11月2日(火)【資機材整理】
発災当初は必要となるものも、時間とともにニーズも変わり、使わなくなって来るものがたくさんあります。
これらの資機材を時間のある時に少しずつ拠点に運ぶことで資機材の管理が出来ていきます。
今日は使わない資機材を熊本県益城町へ引き上げを行いました。
いまだ貸出中の機材もありますが、それらを含めての数量管理などを行うことができました。
益城町で資機材を降ろしたあとはめ組JAPANさんが人吉で在庫してあったエアーキャップ(通称プチプチシート)を積み込み、大町などでの冬の寒さ対策用にと預かって帰ってきました。
11月3日(水)
本日は被災家屋の冬対策ショールーム作成の為の下見です。
その他、三日月ベースの片付け清掃、車両の移動などを実施しました。
11月4日(木)
水害発生後三ヶ所に設けられたサテライト、その中で今も地域の方々に寄り添い活動を続けているPeli.(ペリドット)。
朝晩の冷え込みが日に日に厳しくなる中で、在宅避難者のお宅での寒さ対策は必須の要件となってきます。
そこで、ペリドットの近くの小屋にショールームを設置する事になり、その施行を依頼されました。
実際の住宅とは異なる仕様の建物ですが、ショールームとしては申し分のない出来栄えになりました。
今後のことを考えて資機材を貸出して、出来るだけご自身で作業できるようにマニュアルも作成して配布することになりました。
災害救助法が適応される市町村には人・物・金が集まりますが、適応されない市町村はボランティアセンターも立ち上がらない可能性があります。 私達が最初に入らせていただく佐賀市は災害救助法が適応されていません。 同じ日に起きた災害で同じように大変な目にあって今も困ってる方々が残されています。 災害救助法がないと適応されない助成金も、中にはあります。 重機レンタルや安全確保する為の材料費などが今後必要になります。 いつも応援して下さる皆様、今回は寄付での応援でお力を貸しくださいませんか。 県外のボランティアさんが入れないため、私達が皆様の代わりに住人さんに寄り添い、地元ボランティアさんへの技術伝達などの活動をしていく予定です。 どうぞよろしくお願いいたします。 ※クレジットカードでの寄付が可能になりました。 ☞https://congrant.com/project/rescueassist/3247 ※ゆうちょ銀行への振り込みでの寄付 ☞ゆうちょ銀行 四〇八支店 (普)3264593 口座名義:特定非営利活動法人災害救援レスキューアシスト
この活動は以下の助成金・寄付で活動を行なっています(敬称略順不同)
・READYFORxボラサポ(赤い羽根共同募金)https://readyfor.jp/projects/GRANT_RELIEF08
・積水ハウスマッチングプログラムの会 https://www.sekisuihouse.co.jp/matching/
・真如苑 https://www.shinnyo-en.or.jp/
・日本財団 https://www.nippon-foundation.or.jp/
KEEN災害支援パートナーを締結しました #KEEN#チカラをヒトツに
連携団体
・大町町社会福祉協議会
・佐賀災害支援プラットフォーム(SPF )
・佐賀市青年会議所
・OPEN JAPAN
・U PEACE
・レスキューアシスト熊本
・め組JAPAN
・ハートレスキュー
・NGO結
・ピースボート災害支援センター
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