2021年7月11日(日)

活動報告

震つな派遣 富士市ボランティアセンター支援活動

本日は5件のお宅に入らせて頂き3件完了2件継続となりました。

皆様想像してください。
自分の住んでる家の床上に水が上がった後、何が困ると思いますか?

富士市社会福祉協議会の職員さんにダメ元で相談された住人さんがおられました。
初めは、業者が取ってくれた断熱材を落ちないように止めていたビニールが邪魔で、送風機をかけても風が奥までいかないのでどうにかならないかと相談。
床下から潜りビニールをカットし解決いたしました。

次の相談は、洗濯機はなんとか動いてくれたのだが排水がおかしくなり、洗濯機置き場がびしょびしょになるのでどうにかならないかとの相談でした。
原因は劣化したホースが洗濯機を動かしたことによって壊れたようです。

最後の相談は、家の部屋の扉がほとんど閉まらない。保険も少ししかもらえないし新品で頼んだら凄くお金かかるし、とにかく閉まったら良いのでなんとかしてもらえませんかとの事でした。
そうなんです。
床上浸水の場合、扉や扉の枠が水を吸って膨張し、閉まらなくなる可能性がすごく高いのです。
扉や枠に傷などをつける可能性が高いので、建具屋さんの仕事だと割り切っています。
いつもならお断りするのですが、本当に応急処置で納得するからやってみて欲しい、との住人さんの声でした。
色々意見を出し合いながら作業し、なんとか扉がスムーズに閉まるようにできました。
扉は継続活動で扉のひっかかりをどうにかする為、自分達が削った所などを補修し目立たなくなる活動をいたします。

また床下に潜り高圧の水をかけながら同時に吸い、床下清掃活動をしたお家のお父さんは
「びっくりした!!!正直ボランティアっていうから信用しなかったけど。まさかこんなに綺麗にしてくれるなんて思わなかった。本当びっくりした!」
と素敵な笑顔を見せて下さいました。
お礼をいうなら私達を呼んで下さった富士市社会福祉協議会に言ってくださいと伝えたら、
「うん!わかった!!」と言って下さりました。
本日も一緒に活動してくださった、様々な職業のすべての静岡県民の皆様ありがとうございました。

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